うつ病の治療・症状でお悩みの方へ

現役医師であり統合医療の第一人者である崎谷医師が、うつ病の症状・原因・治療に悩む方に対して情報を発信しています。

うつ病でお悩みの多くの方から当研究所に寄せられたご相談内容の一部を掲載いたします(個人情報は抹消しております)。ご自分の今後の治療にご活用頂けたら幸いです。

うつ病のQ&A(2)

Q2.22歳女性です。急に息苦しくなり、動悸もするため病院の救急に行きました。自律神経失調症と診断されました。薬をもらいましたが、また急に不安になって死にそうになります。手足もしびれて、汗が出ます。どうしたらよいでしょうか?

A.現在のご症状は自律神経の異常が確かにありますが、典型的なパニック障害です。動悸を感じら、発汗も認められますので、まずは心電図で心臓に異常がないかを確認されてください。

その後は、常習している薬がないか、つまり薬物中毒や医薬品の副作用がないかを確認いたします。そこでも問題なければ、パニック障害と診断できます。

治療はベンゾダイアゼピン系の抗不安剤(アルプレイゾラム)の服用が急性のパニック障害に対しては効果的です。慢性的なパニック障害では心理療法(認知行動療法)が有効ですので、信頼できる心理療法士にご相談ください。

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