うつ病の治療・症状でお悩みの方へ

現役医師であり統合医療の第一人者である崎谷医師が、うつ病の症状・原因・治療に悩む方に対して情報を発信しています。

うつ病の副作用P.1

抗うつ剤SSRI、SNRIの注意すべき副作用1

1.Activation syndrome(SSRI-induced activation syndrome)
(賦活症候群)
抗うつ剤のSSRI(選択的セロトニン再吸収阻害剤)の投与初期に多く見られる症状: 不安、焦燥、パニック発作、敵意、衝動性、易刺激性、不眠、躁状態、軽躁、アカンジア(Akathisia or "acathisia":特定の場所にじっとしていられない)の10症状が定義されています。特に未成年者で若いものほどSSRIによる activation syndromeを来たしやすい。思春期よりも学童期の方が2〜3倍起こしやすい(Journal of Child and Adolescent Psychopharmacology, volume 16, 2006)。
また、年齢に関わりなく、抗うつ薬(特にSSRI)の処方開始直後に、未遂を含めた自殺のリスクが上昇するという報告があり、アメリカ食品医薬品局(FDA)から警告が発せられています。
2.セロトニン症候群
抗うつ剤のSSRI,SNRIの過量投与で、脳内のセロトニン濃度が高すぎる事によって引き起こされる症状。他の薬剤(モノアミン酸化酵素阻害薬)との相互作用でも起こることが報告されています。セロトニン症候群の症状は、頭痛、めまい、嘔吐、昏睡、死亡などですが、症状は3つの主要な神経系に影響を与える。
  • @自律神経系: 体温の上昇
  • A異常発汗、緊張、高血圧、心拍数の増加、吐き気、下痢
  • B体性神経系:筋肉の痙攣、反射亢進、硬直、振戦
  • C中枢神経系: 混乱、興奮、錯乱、頭痛、昏睡

いずれも多くの精神科医やサイコロジストの間では、うつ病そのもので起こると解釈されていますが、現在では抗うつ剤(SSRI, SNRI)の投与によって起こることが証明されています。

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