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現役医師であり統合医療の第一人者である崎谷医師が、うつ病の症状・原因・治療に悩む方に対して情報を発信しています。

うつ病の医学ニュース(28)

高齢者の大うつ病性障害の改善に高照度光照射療法が有効

高齢者の大うつ病性障害(MDD)の改善に高照度光照射療法(BLT)が有効であることが発表されました(Archives of General Psychiatry1月号)。

高照度光照射療法(BLT)による視交叉上核刺激が高齢者大うつ病性障害(MDD)の気分や睡眠、ホルモンリズムを改善するかどうかを検討されました。

対象は60歳以上の89例で、自宅で早朝1時間にわたる高照度光照射療法(BLT)(約7,500ルクスの青白灯)またはプラセボ(約50ルクスの暗赤色灯)照射を3週間行う群にランダムに割り付けました。

その結果、プラセボ群と比べ高照度光照射療法(BLT)群では治療3週間後および治療終了3週間後のハミルトンうつ病評価尺度スコアに有意な改善が認められました。また、高照度光照射療法(BLT)群では治療3週間後の最終覚醒からの起床時間と睡眠効率が有意に改善し、夜間メラトニン値の上昇勾配が有意に増大しました。

さらに、治療終了3週間後の24時間尿中遊離コルチゾル値はプラセボ群と比べ37%低く、夜間の唾液中コルチゾル値はプラセボ群の7%上昇に対し高照度光照射療法(BLT)群では34%の低下が観察されました。

太陽光線は生命の源です。現代人は屋内で一生の大半を過ごします。このことが今回のうつ病だけでなくあらゆる慢性病に関係していることは今後もデータが集積していくでしょう。

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