うつ病の治療・症状でお悩みの方へ

現役医師であり統合医療の第一人者である崎谷医師が、うつ病の症状・原因・治療に悩む方に対して情報を発信しています。

うつの原因P.4

うつ病の原因

うつ病と慢性炎症疾患とくに糖尿病との関連が今までにも多数報告され、注目されています。

抑うつ症状がある人の2型糖尿病リスクは高く、反対に治療中の2型糖尿病 患者は抑うつ症状の強まりを経験しやすいことが明らかになっています(Examining a Bidirectional Association Between Depressive Symptoms and Diabetes JAMA誌2008年6月18日号およびDiabetes Research and Clinical Practice(2008; 79: 61-67))。

うつ症状があると、身体活動の低下や過食が起こりやすいということが糖尿病発症の原因で考えられますが、これはうつ病ではどちらかというと食欲低下が起こることから、これだけでは説明がつきません。

三環系抗うつ薬(TCA)とセロトニン再吸収阻害剤(SSRI)併用群では三環系抗うつ薬(TCA)服用群に比べ糖尿病リスクがほぼ2倍になることから、抗うつ薬の多剤併用も糖尿病発症の原因と考えられています。

しかし、それだけでは、糖尿病の人にうつ症状が多いことを説明できません。世界の基礎科学研究者が今注目しているのは、慢性炎症によるあらゆる病気の発症機序です。糖尿病はすい臓に起こる慢性炎症疾患です。

うつ病も脳とくに「共感脳」の部位に起こる慢性炎症による脳の機能低下があると考えています。したがって、いずれも慢性炎症という共通した病態があるために両者の合併が多く見かけられるのです。このことを医学者は、今後の研究で明らかにすることになるでしょう。

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